乙月鉄道

乙月の鉄道にまつわる四方山

TOMIX 鉄道模型レイアウターF 2011

レイアウト作りで頭を悩ませるのがプラン作り。
レールを床に這わせて走らせるお座敷レイアウトならば、組んだりばらしたりも自由ですが、
固定式レイアウトでは、土台のサイズや使うレールの種類、電気的整合性などが重要になってきますが、
実際にレールをそろえたりする際に無駄が出てしまったりすると金銭的にも大変。

そこで重宝するのがPC上でレイアウトを製作できるレイアウターです。
昔はレイアウト定規などを使って紙の上でプランを練るのが一般的でしたが、
レールの間隔や角度があいまいになりがちで思った通りにレールが引けないこともままありました。
今回試してみたのはTOMIXより発売された「鉄道模型レイアウターF2011」です。
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メーカー公式の最新版だけあって、現在発売中のレールはほとんど収録されていますし、
メーカーがサンプル作成したプラン集なども同梱されています。

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右側にずらりとレールなどの商品が並ぶ
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メーカー作レイアウトプランサンプル

導入後初のプラン作成ということで、
今回はフリーソフトとして以前からあった「Railroader」で作成したプランを落とし込んでみました。
「Railroader」もTOMIX製レールのデータは存在していましたが、
データが古かったり、レール本来の形状がつかみにくい難点がありましたので、公式ソフトの力試しも兼ねて動かしてみました。

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インターフェイスに関してはちょっと使い辛い部分があります。
まず、メニューがわかりづらいです。内容が重複していたりします。
レールデータ自体は、線画で形状の特徴をよく再現しています。
接触の危険性なども把握しやすいと思います。

このソフトは制作したレイアウトを、ワイヤーフレーム3Dで再現する機能も持っています。(もともとシミュレーターがベースな為)
ただ高低差の加工(山作ったり川作ったり)が2Dでの制作なのでなかなかうまくいきませんでした。
同梱のマニュアルにもやり方は書いていませんし、ツールは反応がシビアでわやになるし。

使用パーツリストや価格表の出力があるので、これは重宝します。
セット商品での置き換えなどにはさすがに対応していないので、単品でのものになりますが、目安としては上々です。
ちなみに今回のプランのパーツ(レールのみ)の総額は\110,000.-程でした。…(;^ω^)

今回はマニュアルをよく読まずにはじめてみたので、手間もかかりましたが、
ショートカットもちゃんと用意されていたりするのでもう一度よく勉強して遊び倒したいと思います。