車両加工:KATO製 DF50ディーゼル機関車を TNカプラー化 & 初期型化
最近調子が良いのか悪いのか、溜まったものがあったりなかったり、
色々と実験及び、工作を繰り返しております。
そんな中先日、1両のカマを手に入れました。
KATO製 DF50です。
ついでなので、KATOの直売店ラウンドハウスより発売の、
ディティールアップパーツも用意してみました。
まずはディティールアップパーツを使ってDF50を出場当時の初期仕様に加工します。
ボディを分解し、床下機器、煙道、サイドラジエーターパネルを外します
右側が基本仕様の元々付属していたパーツ、左が初期使用パーツ
屋根上の煙道が黒く長いのが大きく目立つ特徴です。
パーツ類ははめ替えだけなので簡単に交換。
車両付属の後付パーツの信号炎管、ホイッスル、手すりなどもチャッチャとつけてしまいます。
固定に不安がある部品にはGボンドプラスチック用で補強してあります。
次に、いよいよこのブログの本領発揮?
TNカプラーへの変更ですが、そんなに難しくないです。
まず並べてみたのが、同梱されていたKATOナックルカプラーと
TNカプラー密自連 SCカプラー対応タイプ
かなり異なるように見えますが
次に、もともとのアーノルトとの比較、
取付部の穴の大きさや幅にはそんなに違いがありません。
そこで、カプラーの一番根元の形状をこれに似せて削ることとしました。
幅2mm程度の丸いくぼみを作ってやります。
もうこれだけで、元の様に嵌めるだけです。
取り付けた感じの比較
まずはKATOナックルカプラー
次にTNカプラー SCタイプ
TNの方が少し小さく実感的ではないでしょうか。
首振りも問題無く、高さもちょうどよさそうです。
試しに、Tomixのトラと連結してみましたの図
仕上げに、ナンバープレートを張り付けします。
せっかくの初期仕様なので一桁ナンバーDF 50 9 としました。
製造は三菱、ズルツァーエンジン搭載型という仕様です。
本当はDF 50 1が作りたいのですが車体の違いが多く、
DF50 四国形を手に入れた時といたしましょう。
重連も再現したいですしそのうち…ね。
レイアウト:鉄道模型レイアウター2011Fを参考ににレールを配置してみる
車両購入熱もひと段落していよいよレイアウト製作に取り掛かろうかと思ってみたりした。
所用で貸し出していたレイアウトボードも帰ってきたので、とりあえずレールを並べてみることに。
今回使用するレイアウトプランがこちら。
このブログでも何度か書いておりますところのTomix 鉄道模型レイアウター2011Fで制作したものです。
実際にこの通りに配置が出来るものなのかを検証してみたいと思います。
なお、一部手に入れ損ねたレールがあるので抜けてたりしますが。
使用するTomix 8011 レイアウトボードは900mm×600mm
まずは外周部の敷設から。
鉄道模型レイアウター2011Fの製品リスト出力機能を使って、使用するレールはまとめておきました。
外周線は形状的にはオーソドックスな一部変形楕円複線です。
渡り線のポイントを使って複線間隔37mmで並べていきます。
手前側の直線部分も複線間隔37mmをそろえるために一部をワイドPCレールへと交換、ジョイントを使って左右連結して使用してみました。
手前の小さな帯のようなものが連結部品。PCレールの道床に開いている穴に裏からはめ込みます。
するとあら不思議穴は見えなくなり1枚の板状の複線レールの出来上がりです。
複線間隔が決まると歪みも修正しやすいので敷設はさくさくと進みます。
外周線は出来上がりお次は三方向ポイントから分岐する内周軌道線
レイアウトプランを参考に、先日の記事の要領でユニット化しておいたものをつなげていくだけです。
ポイントが一つ入手できていないため抜けた状態です。
ワイドトラムレールは床面への固定が釘などで出来ない仕様なので、今後固定方法は検討の余地ありです。
鉄道模型レイアウター2011Fで制作したレイアウトプランどおり上下左右の端に殆ど隙間なく配置できました。
配置の終わったレールは固定の下準備としてマーカーでバミッておきます。
外周線は直に固定はしない予定なので、道床の道床として敷くスポンジ敷設の目安に
一部は高低差をつけるためサブテレインの使用を検討しています。
仮置きしてみました。
中間の直線部分の処理は検討課題。
さてさて、いよいよ動き始めた?固定式レイアウト製作
先は長くなると思いますが長ーーーーーい目で見守ってやってください。
Tomixワイドトラムレールを弄ってみる
そろそろと固定用レイアウトの部材を準備中。
その中でも今回初めて使用するのが、
Tomixのファイントラック ワイドトラムレール
使用するにあたって、いろいろと観察してみました。
ラインナップなどはメーカーの紹介ページを見ていただくとして、
構造をちょっと見ていきたいと思います。
まず、レール同士をつなぐジョイナーは、従来通りのファイントラック仕様
そして複線間隔37mmで並行接続できるようになっており、その際に使用するのが
上画像中央の小さなジョイントパーツ
レール裏にはジョイントを嵌める溝がいくつもあり、通常レール長を揃えて接続します。
ぐっと押し込むだけの簡単…とは言えないかな、
ジョイントパーツは小さすぎて押し込むのは慣れが必要です。
直線、曲線共に揃えての接続が可能なので、ユニット化して用意しておくと敷設が楽になりますね。
ジョイントはTOMYTECのバスコレ走行システムとも共通となっており、
並行して敷設が可能となっています。
これについては今後試してみたいところ。
このレールで利用の自由度が高そうに感じたのが端数レール。
S18.5、S47.5、S37の3種がラインナップ。
通常のファイントラックの端数レール(S18.5、S33、S37)とは少しラインナップが違います。
ワイドトラムだけではS70を基準とした長さにはできないわけです。
ただ組み合わせなどは巧妙に考えられているようで、
加工派にとって面白いのはS37
裏から見たところ
すごい数の加工用の下溝が入っています。
金型自体はワイドトラムのクロッシングレールX37-90WTと共通のようです。
たとえばレールと並行に切り取ると
こんな感じ
連結してみるとこんな感じ。
カットした部分を左右を連結することも可能なので、
複線間隔を狭く、より路面電車風に見せることもできます。
斜めのカットラインもあるので、展示用の小型ディスプレイに、
カットしたレールを使用する際にも目安となったりしそうです。
残りの端数レールS18.5、S47.5は
繋いだ長さは66mm。
たとえばこれに通常のファイントラックのS37を左右に接続すれば、
長さS140と同じ長さで踏切の様に使えるというわけ。
今後はお座敷レイアウトでもいろいろと部品を組み合わせるだけで、
ある程度表現できる情景の幅が広がりそうです。
車両加工:Tomix JR四国色キハ181系 旧仕様を一部現行仕様へ その2
前回の続き
今度は動力台車の交換です。
意外と知られていないかもしれませんが(私が知らなかっただけか?)
Tomixの電車・気動車用動力ユニットの大半は動力台車を他の型式に交換が可能な仕様になっています。
スプリングウォームを利用した構造のおかげだと私は理解していますが、
自作改造などに流用する場合などに、大変助かるシステムです。
ただし
あくまで、メーカーの保証する交換システムではありませんので、自己責任で行ってください。
おとつきが出来るって言ってたからとか言わないでね(^_-)-☆おにいさんとのやくそくだ。
でわ、まずは無加工のモーター車。
長いアーノルトカプラーが良く見えると思います。
新仕様の台車を並べてみます。
台車自体が一回り一回り小型化している気もします。
台車の外し方ですが、台車枠を車体横側から少し押すと簡単に外れます。
力いっぱいやると集電スプリングを破損する恐れがあるので注意してください。
また、ボディの破損が心配な方は、一旦ボディを外してから行うのが賢明。
外した台車だけを並べてみました。
左が旧仕様、右が新仕様
車輪が少し小さくなっているようで、軸間が短く見えます。
ギアの仕様、車体取り付け部分は全く同じ様です。
新仕様台車をユニットに取り付けました
小気味良く「パチッ!」と嵌りました。
左右にスイングさせても引っ掛かりなどはしませんでした。
分解ついでに内部の掃除もしましたが、結構ほこりが入り込んでいました。
お座敷レイアウトでの走行が主な為でしょう。
ここまでで新旧仕様の互換性がほぼ確認できたので、全車両の改修は追々。
実際は改修した車両を走行させてみないことには何とも言えませんが。
車両加工:Tomix JR四国色キハ181系 旧仕様を一部現行仕様へ その1
かねてより、所有車両はアーノルトカプラーからTNカプラーなどの精密な連結器への交換・加工を行なってまいりましたが、
一部にはTomix車両でありながらTNカプラーの取り付けがそのままでは出来ないものがあります。
製造されたのが随分以前のものだと、当然の様に対応していなかったりします。
キハ181系特急列車 JR四国カラー
手持ちのこの車両は、台車からのオーバーハングの長さの為か、
TNカプラーに交換できない仕様なのでした。
そこで、同じ車両が後にTN化対応仕様でも発売されているので、
その部品を使ってTN化対応を試みることにいたしました。
用意できた部品は
- 先頭車両のキハ181床板
- トレーラー車のDT40S台車枠
- モーター車のDT40U動力台車
以上の3種を必要分。
本当なら中間車の床板や動力ユニットも交換すれば簡単にボディーマウントが出来てしまうのですが、
入手困難でパス
まずは床板の入手できた先頭車両キハ181から交換していきます。
ボディを裏から広げてやると簡単に床板は分解できます。
最近は床板と内装が固定されているものが多いですが、この商品では別部品かつ固定されていません。
ヘッドランプ基盤をとり外し、比較のため並べてみます。
下が旧仕様、上が加工前の新仕様
一部の金型改修で作られたようで、TN用マウント部分以外はそっくり同じです。
元々の部品は出来る限り流用します。
熱でカシメてあるオモリ兼導通板を、ニッパーでカシメた頭を切り離し分解
新しい床板に導通板、ライト基盤を取り付けボディに嵌めてみます。やはりバチピタでした。
次に旧床板から台車を外します。ドライバーは#1、ネジは現行品と異なるので失くさないように。
車輪、集電スプリング、集電シューの順に取り外し、カプラーポケットを開けカプラーとスプリングを取り出します。
台車枠とカプラーと比較のため並べてみました。
カプラー、台車枠共に左が旧仕様、右が新仕様です。
それぞれの長さの比率が異なるのが分かります。
今回はテストパターンとしての床板・台車交換なので、カプラーはTNではなくアーノルトに交換
元のように取り付けます。
ひとまず完成。
これで先頭車はボディマウント、台車マウントどちらでもTN化が可能になりました。
先頭はスカート等もTN対応のため、ボディマウントのTNカプラーまたはダミーカプラーを用意しなければいけませんね。
ちなみに旧仕様はスカートもダミーカプラーも床板に固定でした。
その2へ続く
車両加工:MicroAce製京王3000系台車交換
以前はてなハイクでお願いしたら
本当に買ってきてくださる方がいらっしゃって、無事に手に入れることができた、
京王レールランド限定「京王電鉄井の頭線3000系3029編成(ブルーグリーン)5両セット」
なんと商品不良ですってよ!奥様!
とはいっても、組立不良、しかも部品の組み間違いといういたって単純なエラー。
したがって、部品もらって交換すればいいだけのことですが、
交換の方法としてMicroAceからは、
1.部品の取り寄せ。
2.製品をメーカーに送付、交換。
3.京王レールランドで部品を受け取り。
1.と3.は自分で交換しなきゃならないわけですが、
経験されたことない方もいらっしゃるでしょうから、簡単に解説してみようかなと。
まずは部品。
個人的には超分かり易い解説と一緒に届きました。
不良部品は、2両目の上り側台車。
よく見なければわかりませんが、台車枠の端に小穴が開いているのがエラー
さて、作業に移ります。
最初に台車を固定するネジを外します。ドライバーは+の#1
次にカプラーマウントを取り外します。
使用するのはピンセットペンチ、ひっかけ爪を両側から挟んで押し出します。
解説書に従い、車輪、集電スプリング、集電シューの順に外します。
ここで一つ注意、終電スプリングは銅製で伸びやすいので、
ピンセットなどでスプリング内側から挟んで引き抜く用が無難です、差し込むときも同様。
部品を並べてみたの図
中央の台車枠が交換部品。
さて今度は組み立て。
集電シューを取り付け。
シューの車輪受け部分の片側を、台車枠のくぼみに合わせ、
溝に合うように中心部を細いもので押すと簡単に嵌ります。
本当は車輪が先だけど、間違えてスプリングを先に組んじゃいます。
皆さんは説明通り車輪を先に組んだ方が無難ですよ。
シューが外れることがありますから。
画像の様に、ピンセット等でスプリングを挟んで差し込むと変形を防げるかと。
集電シューを広げつつ車輪をはめ込み、カプラーマウントをはめ込めば台車は完成
細かい割に力を入れなければカプラーマウントは嵌らないので、画像の様にピンセットペンチなどで挟めば楽にできます。
代車を固定する前に、今後のことを考えてスプリングに接点グリスを少量塗っておきます。
接点グリスと自動車用の接点復活スプレーは電車弄りには手放せないものとなりました。
ネジで代車を固定すれば完成。
あ、クーラーが外れているのはごにょごにょ…
余った台車枠ですが、もともと先頭車両の物なので予備にとっておくこととします。
その際、ブックケースの右下に予備部品用の切込みがあるので、
そこを適当なサイズにカットし入れておきます。
以上で終了です。
今後、TN化の予定ですのでまた台車は外すことになるのだけど…。
勝手に運転会
先日、某ボランティア会合、兼レストランの開店祝いに
内子にある洋食屋マザーに。
洋食屋マザーは以前、内子町の登録有形文化財・下芳賀亭の一部で営業していましたが、
この度移転新規オープンすることとなったのですが、
その二階には謎の巨大空間がw
およそ20畳ほどあるでしょうか、下手な公民館より広いお部屋が。
そこでよからぬ妄想が。
(これほど広ければ新幹線フル編成が走らせられる…)
オーナーを言いくるめて(?)レール持込み、敷設。
持ち込んだレール、車両類。
カーブは最大R391・354しかもっていなかったので複雑な形になりましたが、
幅2m、長さ4mほどの複線エンドレスを敷設しました。
こんな感じ。
中にあるのは、寝袋w
あ、そのうち動画を上げるかもしれません。
分かったこと:R391・354でもS字を作ると新幹線(500系、N700系)は脱線する。
0系は大丈夫でした。
今度はR539-502でリベンジだ!