車両加工:バスコレクション 日野セレガFDの短縮化セレガFC製作
先日のIPAによる剥離実験にて使用した、バスコレクション第10弾の日野のセレガFD
実車は長距離路線バスや観光貸切に使用されている車種です。
現在はJバス製の新型に移行しましたが、まだまだよく見かける大型バスだと思います。
ただレイアウトを製作するにしても、同じ車種ばかりがゴロゴロたむろっていても面白くないので、
今回セレガFDを切り詰めて9m級のセレガFCを製作してみようと思い立ったわけです。
奥:伊予鉄バス セレガFD、手前:今回製作のセレガFC
まず、用意するのは塗装を隔離したFDのボディ。窓ガラス1枚分を短縮します。
マスキングテープで切断ラインのあたりをつけます。
これに合わせボディをカット。切断に使用したのはコトブキヤ エッチングソー0.15mm厚
窓ガラス一枚分の長さを測り同じ長さでもう一か所カット。
この時点でボディの長さは65mmほど
9m級というにはあと少し長いようです。
実車はエンジンも小型の為リアオーバーハングも短いようです。
そこでリアもカット
なるべくモールドを殺さないように切断します。
これで接着をすればボディはだいたい完成。接着にはプラモデル用流し込み系接着剤を使用しています。
同じようにシャーシ・内装も切断し長さを合わせます。
ここは割と適当に現物合わせでやっています。
なおシャーシの切断部分は1.0mm厚ABS板で補強しています。
最後に窓ガラス。前半はちょうど窓ガラス1枚分短縮しているので、その分カット。
リアは長さをノギスで写し取って切断。
嵌め込むと後の作業に差し支えるのでここでは省略。
一応、これで短縮作業は終了です。
FDとの比較
この後は継ぎ目の成形、塗装となりますが、何色にするかはまだ未定。
オリジナル塗装もいいかな…、タルト人ラッピングバスですか?やはり。
鉄道ブログのはずですが、今回はバスの加工。
ちょっとスレ違いの気もしますが、レイアウトには欠かせない小物も、
こうやって少し弄ってみると個性が出て良いのではないでしょうか。
精度はある程度要求されますがお手軽にお試しできるのも完成品ならではのもの。
是非お試しあれ。