乙月鉄道

乙月の鉄道にまつわる四方山

レイアウト:路盤の地形を変えてみる

ごぶさたです。
色々あって時間ができたので、構想していた作業を進めていこうかと思います。
以前レールを並べてみた900×600サイズのレイアウト。
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真っ平らでは面白みがないので、サブテレインを使用して線路の高さを上げたり下げたりします。

今回使用したのはウッドランド・シーニクス社のサブテレインシステム
ジグザグに切り出された硬質の発泡スチロールが路盤を成形する手助けをしてくれます。

いくつか用意したうち、4%勾配のインクラインスターターを使用しました。
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写真の一番下。長さは一本61cm、幅はちょうどNゲージの複線が収まるくらい。
各パッケージに4本入り

あらかじめレイアウトボードにはレールの下書きをしてあります。
下書きに合わせて接着剤を塗ります。
使用したのは合成ゴム系接着剤のコニシ GPクリアー
本来は難接着樹脂用溶剤系なのですが、密度の高い発泡スチロールの為問題ありません。(一応自己責任で)
少し乾かした後、サブテレインを押し付ける様に乗せていきます。
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こんな感じに
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ただ登って降りるだけでは頂点で走行に支障が出たり、
レールの設置も難しいので直線部分を平らにします。(上記図下側複直線部分)

マジックでアタリを付けてカッターで削いでいきます。
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ブロックではないので削いでいくのも比較的楽にできます。

出来上がり比較
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   ↓
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これで路盤下地の出来上がり
周囲の地形は段ボールや粉粘土を使って造形していきますが
それはまたの機会に。

このサブテレインシステムは、ちょっとした変化もですが、
大きなレイアウトにこそ実力を発揮するものでしょう。
レイアウト作りをご検討なら一度試す価値はありますよ。